■ フレーム内に他コンテンツを表示できる脆弱性がほかのブラウザにも存在 [INTERNET Watch]

 デンマークのセキュリティベンダーSecuniaは1日、Webサイトのフレーム内に正規の内容とは異なるコンテンツを表示できてしまうスプーフィング(偽装)の脆弱性が、Internet Explorer(IE)以外のWebブラウザにも存在すると発表した。

 Secuniaでは、6月30日にフレーム内をスプーフィングできてしまう脆弱性がIE 6/5.5/5.01に存在すると発表したが、そのほかのブラウザでも同様の脆弱性が存在することが判明したという。新たに脆弱性が存在することが判明したブラウザは、以下の通り。

・Netscape 6.x〜7.x
・Opera 5.x〜7.x
・Mozilla 0.x〜1.6
・Mozilla Firefox 0.x
・Safari 1.x
・IE 5.x for Mac
・Konqueror 3.x

 この脆弱性は、攻撃者が細工を施したWebサイトを作成すると、サイトのフレーム内に本来のサイトとは異なる任意のコンテンツを表示できてしまうというものだ。この脆弱性を悪用することで、信頼できるサイトと見せかけて、クレジットカード番号などを騙し取ることができる。

 IEを含めて、これらのブラウザにはこの脆弱性を修正するセキュリティ修正プログラムが提供されていない。したがって、Secuniaでは、対策として「疑わしいサイトにはアクセスしない、リンクをクリックしない」ことを推奨している。また、同社が確認したところ、以下のブラウザではこの脆弱性が再現されないため、「これらのブラウザに変更するのも選択肢のひとつだ」として紹介している。

・Mozilla Firefox 0.9 for Windows
・Mozilla Firefox 0.9.1 for Windows
・Mozilla 1.7 for Windows
・Mozilla 1.7 for Linux

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/07/02/3747.html
■ IEにまた脆弱性、旧バージョンでは修正済みだがIE5/6には影響[ITmedia]

Internet Explorer(IE)5.01/5.5/6の各バージョンに、過去のバージョンでは修正済みの脆弱性が見つかった。危険度は中程度。悪質なサイト経由で、信頼できるサイトに見せかけた任意のコンテンツをフレーム内に表示される恐れがある。

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0407/01/news032.html
■ IEのフレーム内にほかのサイトを表示できるスプーフィング脆弱性 [INTERNET Watch]

 デンマークのセキュリティベンダーSecuniaは30日、Internet Explorer(IE)にフレーム内を詐称(スプーフィング)できる脆弱性を発見したと発表した。対象となるバージョンは、IE 6/5.5/5.01。現在のところ、この脆弱性に対する修正プログラムは提供されていない。

 この脆弱性は、攻撃者が細工を施したWebサイトを作成すると、サイトのフレーム内に本来のサイトとは異なる任意のコンテンツを表示できてしまうというもの。発見者のhttp-equiv氏のデモサイトでは、マイクロソフトのWindowsUpdateのサイトのフレーム内に、本来とはまったく異なるコンテンツが表示されている。

 このように、フレームの外側では有名サイトを装ってユーザーを信頼させ、フレーム内でクレジットカード番号を入力させる詐欺(フィッシング詐欺)などに悪用される可能性があるため、Secuniaでは十分な注意を呼びかけている。

 Secuniaによると、この脆弱性は6年前の1998年に発見され、IE 4/3ではすでに修正プログラムが提供されている脆弱性「MS98-020」が、IE 6/5.5/5.01で再現できてしまっているのだと指摘。IE 6/5.5/5.01では、現在のところマイクロソフトからこの脆弱性を修正するためのセキュリティ修正プログラムは提供されていない。

同社では、「疑わしいサイトにはアクセスしない、リンクをクリック」しないといった心構えが必要であるとしているほか、IE以外のWebブラウザを利用することも対策のひとつとして検討するように推奨している。 

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/07/01/3726.html
■ IEにセキュリティ・ホール,フレーム中に任意のコンテンツを表示させられる [日経BP IT Pro]

有名企業のWebページに偽ページを埋め込むことが可能に

セキュリティ・ベンダーのデンマークSecuniaなどは6月30日,Internet Explorer(IE)に見つかったセキュリティ・ホールを公表した。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/NEWS/20040630/146625/
■ IEのライバルにチャンス到来――脚光浴びるブラウザセキュリティ [ITmedia]

先週Internet Explorerに発見されたセキュリティホールのおかげで、MozillaやOperaにまたとないビジネスチャンスが訪れている。

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0406/29/news030.html
■ [WSJ] 遮断されたトロイの木馬攻撃、だが専門家は「第二弾」を警告 [ITmedia]

大手サイトにトロイの木馬を仕込み、ユーザーにキーロガーをダウンロードさせる攻撃は、パスワードの窃盗が目的だったようだ。攻撃はひとまず遮断されたが、弱点を抱えたPCはまだ残っている。
(ウォール・ストリート・ジャーナル)

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0406/28/news040.html
■ 脆弱性を利用してIISサーバーへ攻撃するJavaScriptコード「Scob」が流行 [INTERNET Watch]

 シマンテックやトレンドマイクロなどウイルス対策ベンダー各社は、Windowsの脆弱性「MS04-011」を利用して、Internet Information Services(IIS)5.0への攻撃を試みるJavaScriptコード「Scob」を警告した。なお、マイクロソフトでは「Download.Ject」と呼称しているので、注意が必要だ。

 US-CERTやウイルス対策ベンダー各社によると、特定のサイトから脆弱性「MS04-011」を利用して、IIS 5.0が侵入されるケースが発生しているという。侵入されたサイトでは、IISの設定が変更され、JavaScriptコードである「Scob」がWebサイト上のフッターとして埋め込まれる。Scobは、cookieが設定されていなかった場合などでは特定のサイトへ誘導し、プログラムをダウンロードさせようとするという。

 クライアントユーザーが、Scobを埋め込まれているWebサイトにアクセスし、プログラムをダウンロードして実行すると、「Kk32.dll」や「Surf.dat」といったファイルが作成され、トロイの木馬プログラムが埋め込まれる可能性があるので注意が必要だ。

 これらの脅威への対策として、US-CERTは「IEのスクリプト機能は、本当に必要な場合を除いて基本的には無効にすることを推奨する。ただし、無効にすると機能の一部を利用できなくなるサイトも出てくるだろう」として、IEのスクリプト機能を無効にするように推奨している。もしくは、IE以外のブラウザを利用するという選択肢も考慮した方が良いだろう。

 マイクロソフトでは、「MS04-011」のセキュリティ修正プログラムを適用することを強く推奨している。なお、Scobに感染した疑いがある場合には、ウイルス定義ファイルを最新版に更新し、検知・除去する必要がある。

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/06/28/3662.html
06月28日付 日刊スポーツの報道「男児突き落としで女子生徒の精神鑑定申請」へのコメント:23:06

男児突き落としで女子生徒の精神鑑定申請

 東京都新宿区で男児が突き落とされた事件で、家裁送致された女子生徒(13=新宿区立中2年)の付添人の中村秀一弁護士らが28日、東京・霞が関の弁護士会館で記者会見し、東京家裁に同日、生徒の精神鑑定を申請したことを明らかにした。

 生徒は面会で、日常生活について「寂しかった。友達ができてもすぐに(関係が)終わってしまった」と話し「あの子とあの子の母親に会って謝りたいけど(男児の)母親は許してくれないだろう」と涙を流していたという。中村弁護士らは、生徒の様子を「最近は落ち着いている」とし「偶発的な行動だった可能性もある」との見方を示した。

 近く開かれる第1回審判で鑑定の実施が決まれば、東京少年鑑別所に収容されている生徒の観護措置は一時中断される。医療機関に移されるか、鑑別所に精神科医が通う形で鑑定を受けるという。鑑定には数カ月かかる見込み。

 中村弁護士らは25日の会見で「成育歴などを考えると、心が病んでいることもあり得る」と鑑定の必要性に言及していた。

[2004/6/28/22:26]

http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-040628-0017.html
06月28日付 朝日新聞の報道「週内にも中2少女への第1回審判 男児突き落とし事件」へのコメント:

中2少女の付添人、心理鑑定を申請 男児突き落とし

 東京都新宿区のマンションから5歳の男の子が突き落とされ負傷した事件で、東京家裁に送致された中学2年の少女(13)の付添人の弁護士が28日、家裁に対し、今週にも開始される審判の中で少女の精神状態や心理状態を鑑定するよう申請した。付添人らは「仲間はずれにされ続けた経験が内面にどのような影響を与えたか、事件時はどんな状態だったかを慎重に調べて処遇を決める必要がある」としている。

 付添人らによると、少女は事件を反省し、「あの子(被害者の男児)とお母さんに会って謝りたい」「あの子は許してくれてもお母さんは許してくれないかもしれない」などと話している。学校や地域での生活については「寂しかった」「友達関係ができても、すぐに終わっちゃう」と漏らしたという。

 付添人らは「施設に入れず、通常の社会生活の中で更生させるという選択肢も視野に審判にのぞみたい」と話した。

(06/28 21:39)

http://www.asahi.com/national/update/0628/020.html
06月27日付 日刊スポーツの報道「映画ロケ来て!夕張市「爆破特区」申請へ」へのコメント:08:22

映画ロケ来て!夕張市「爆破特区」申請へ

 かつては炭鉱、今ではメロンと映画の街として知られる北海道夕張市が、建物爆破の規制緩和によって映画ロケを呼び込む「爆破特区」の申請準備を進めていることが26日までに、分かった。日本ではさまざまな規制に縛られ市街地での爆破シーン撮影は困難だが、実現すれば、ハリウッドに近づくダイナミックな映画製作が期待できる。ロケ誘致による直接経済効果やPRによる間接経済効果を狙う同市のみならず、映画関係者も申請の行方を見守っている。

 これまで、国内で撮影される爆破シーンは、私有地、工事現場、採石場で行われることが多かった。火薬取締法では爆破には知事の許可が必要。安全確保、場所、数量などが厳しく制限されている。カーチェイスなどは自治体の協力で市街地で実現する例も増えてきたが、爆破シーンの撮影は日本の映画製作者にとって大きな壁でもあった。ここに目を付けたのが、映画の街、夕張市だ。

 国内外の製作者に映画を撮影しやすい街としてさらにアピールできないかと、市の関係者が市街地でも建物爆破シーンを撮影可能な「爆破特区」構想を思いついた。特区の対象地域は市内全域で、炭鉱跡地や遊園地、古いアパートなどが候補に挙がっている。同市担当者は既に、国の構造改革特区推進室などと相談しており「いい感触を得ている。米国の映画のようなダイナミックな爆破シーンを実現させたい」と話した。今月中にも申請を予定しているという。

 同市は山田洋次監督の映画「幸福の黄色いハンカチ」(77年)の舞台になった。90年からは「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」を毎年開催。ロケも活発で、昨年は「珈琲時光」(侯孝賢監督、一青窈主演)を含む4本、今年も3本が撮影されるなど、街を挙げて映画に取り組んできた。

 しかし、最近は全国の自治体で映画のロケ誘致が活発化しており、競争が激化している。今回の申請の背景にはさまざまな経済効果とともに、元祖「映画の街」としての存在感を示す狙いもあるようだが、実現すれば、これまで以上に迫力あるシーンが日本で撮影されることになるのは間違いない。

[2004/6/27/07:01]

http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-040627-0008.html
■ 新手の攻撃の狙いは、スパム中継マシンの量産か? [Japan.internet.com]

インターネット上の悪質行為を追跡している SANS Internet Storm Center が24日から25日にかけて公開した報告によると、人気サイトを含む多数の Web サイトが乗っ取り攻撃に遭い、『Internet Explorer (IE)』の既知の脆弱性を狙った悪意あるコードを配布するよう改竄を受けたという。

http://japan.internet.com/webtech/20040626/print12.html
■ 大手サイト使ったトロイの木馬攻撃、背後にロシアのハッカー集団 [ITmedia]

大手サイトに悪質なコードが仕掛けられている問題で、この攻撃の背後にはロシアのハッカー組織が存在すると専門家が指摘。大手銀行や電子商取引サイトの顧客から口座情報などを盗む目的があるという。(IDG)http://www.idg.co.jp/

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0406/26/news009.html
06月26日付 朝日新聞の報道「WEB見ただけで感染、新ウイルス「スコッブ」が拡大」へのコメント:18:55

WEB見ただけで感染、新ウイルス「スコッブ」が拡大

 米国などで25日、インターネットのウェブサイトを見ただけで感染する新たなコンピューターウイルスが広がり始めた。感染すると、クレジットカード番号やパスワードなどの個人情報が流出する可能性がある、という。米マイクロソフトやセキュリティー対策会社は利用者に、感染した場合には早急に削除するよう呼びかけている。

 セキュリティー対策会社「エフ・セキュア」(フィンランド)や米シマンテックなどによると、新たなウイルス「スコッブ」は、マイクロソフトのソフトウエアを搭載する企業向けのサーバーに感染。このサーバーが提供しているウェブサイトに、一般の利用者がマイクロソフトのネット閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラー」を使って接続すると、利用者のパソコンにウイルスが送られる。

 そのウイルスには、感染したパソコン内の重要な情報を外部に流す仕組みが組み込まれている、という。

(06/26 18:45)

http://www.asahi.com/national/update/0626/016.html
http://www.asahi.com/tech/asahinews/TKY200406260227.html

■ 大手サイトに仕込まれたトロイの木馬に要注意

 一部のメジャーサイトにアクセスすると、画像ファイルに組み込まれた悪質なJavaScriptにより、知らない間にトロイの木馬をダウンロードさせられ、スパムの踏み台にされる可能性がある。(IDG)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0406/25/news076.html
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■ 最新パッチの適用とJavaScriptの無効化を――トロイの木馬対策

いくつかのWebサイトに悪意あるコードが仕掛けられ、ユーザーのPCにバックドアがインストールされるケースが報告されている。最新パッチの適用とJavaScrpitの無効化が必要だ。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0406/25/news097.html?nc30
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■ ウェブサイトにアクセスしただけで感染――IEユーザーに警告

セキュリティ研究者が、ウェブサーバに何者かが侵入し、ウェブサイトをウイルスの感染源に変えてしまうという事例が多発しているとして、警戒を呼びかけている。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0406/25/news051.html
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■ 個人情報バラまきウイルス HP見ただけで感染[読売新聞]
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20040626ij51.htm

06月26日付 朝日新聞の報道「「少女、周囲から仲間はずれ」 突き落とし事件で付添人」へのコメント:01:38

「少女、周囲から仲間はずれ」 突き落とし事件で付添人

 東京都新宿区のマンションから5歳の男の子が突き落とされた事件で、加害者とされる中学2年の少女(13)の付添人に選任された3人の弁護士が25日、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見した。少女は以前、東南アジアで生活し、01年11月から日本で暮らしているが、両国で周囲から外国人扱いされ、仲間はずれにされたという。このため「心が病んでいることも考えられる」とし、少女の精神鑑定の申請を検討していることを明らかにした。

 3弁護士はいずれも東京弁護士会所属。24、25両日で計3回、延べ3時間半にわたって少年鑑別所で面会した。少女は連日の事情聴取で疲れている様子だが、反省し、男児を気遣っていたという。

 少女の日本語は日常生活には支障がないが、微妙なニュアンスの使い分けができないという。周囲とのあつれきについて弁護士らは「つらかっただろう、よく耐えてきたな、と思える状況があったようだ」と話した。

 男児を突き落とした動機について、弁護士らは「微妙な問題なので少女の具体的な言葉は公表できない」としたが、「殺意をもっていたとは思えない」と述べた。また、少女の両親や学校関係者へのマスコミの過剰な取材が続いているとし、報道陣に自制を求めた。 (06/26 01:27)

http://www.asahi.com/national/update/0626/002.html
06月25日付 日経BizTechの報道「大学病院の一般名処方開始、後発品普及の意外な援軍に」へのコメント:19:27

大学病院の一般名処方開始、後発品普及の意外な援軍に

 最近、医薬関係者の間で話題を集めているのが、聖マリアンナ医科大学病院(川崎市)が、5月の連休明けから一般名処方を始めたことだ。ほぼ全面的に医薬分業をしている同病院は、このほど、116品目の内服薬について商品名処方から一般名処方に切り替えた。大学病院としては初めての取り組みだ。

 医療機関が一般名で処方すれば、処方せんを受け取った調剤薬局は、同じ成分ならどの会社の商品を患者に渡しても構わない。患者への情報提供とその選択に基づいて、効き目が同じで薬価の安い後発品を調剤することもできるわけだ。

 厚生労働省の使用促進策にもかかわらず後発品がなかなか普及しない理由の一つとして、医師が大学病院や勤務先の病院で使ってきた先発品の名前しか知らず、一般名を処方せんに書けないことが指摘されてきた。だが、大学病院で一般名処方になじんだ若手医師は、その後の勤務先や自分で開業した場合に、やはり一般名で処果的に後発品普及に一役買うとして注目されているわけだ。

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/medi/315915

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◆ 2004.6.25 大学病院の一般名処方開始、後発品普及の意外な援軍に

 最近、医薬関係者の間で話題を集めているのが、聖マリアンナ医科大学病院(川崎市)が、5月の連休明けから一般名処方を始めたことだ。ほぼ全面的に医薬分業をしている同病院は、このほど、116品目の内服薬について商品名処方から一般名処方に切り替えた。大学病院としては初めての取り組みだ。

 医療機関が一般名で処方すれば、処方せんを受け取った調剤薬局は、同じ成分ならどの会社の商品を患者に渡しても構わない。患者への情報提供とその選択に基づいて、効き目が同じで薬価の安い後発品を調剤することもできるわけだ。

 厚生労働省の使用促進策にもかかわらず後発品がなかなか普及しない理由の一つとして、医師が大学病院や勤務先の病院で使ってきた先発品の名前しか知らず、一般名を処方せんに書けないことが指摘されてきた。だが、大学病院で一般名処方になじんだ若手医師は、その後の勤務先や自分で開業した場合に、やはり一般名で処方する可能性が高い。だから聖マリアンナ医科大学病院の取り組みは、結果的に後発品普及に一役買うとして注目されているわけだ。

 後発品の普及策としては、「代替調剤」の解禁がしばしば話題にのぼってきた。医師が商品名で処方した場合に、薬剤師が同じ成分の別の商品を患者に手渡すことを認める代替調剤は、医師の処方権との兼ね合いからなかなか認められそうにない。

 その点一般名処方の拡大は、現行制度の枠内でも取り組める。代替調剤の解禁に比べ、後発品の使用拡大につながるまでに時間はかかるだろうが、大学病院での一般名処方が広がれば、いつになるかわからない代替調剤の解禁を待つより、結局は早いかもしれない。

 今年4月の診療報酬改定では、後発品の使用促進策はほとんど盛り込まれなかっただけに、聖マリアンナ医科大学病院の一般名処方開始は、後発品メーカーにとって思わぬプレゼントになったと言えるだろう。

http://wcsadmin.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/315895
06月25日付 日経BizTechの報道「睡眠障害による血圧・心拍の変動が脳卒中発症の引き金に」へのコメント:19:27

睡眠障害による血圧・心拍の変動が脳卒中発症の引き金に

 睡眠時無呼吸症候群(OSA)などの睡眠障害は本来、低いレベルで安定している睡眠時の血圧や心拍に大きな変動を及ぼし、循環器障害を引き起こしたり、血栓の形成を促進して脳卒中の原因になっている可能性があるという。

 米Idaho州のIdaho Saint Alphonsus地域医療センター神経学研究所のPennie S. Siebert氏らの研究で、6月24日、世界脳卒中会議のポスターセッション「Risk Factors」で報告された。

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/medi/315913

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◆ 2004.6.25 睡眠障害による血圧・心拍の変動が脳卒中発症の引き金に:関連性強く示唆する調査結果が報告

 睡眠時無呼吸症候群(OSA)などの睡眠障害は本来、低いレベルで安定している睡眠時の血圧や心拍に大きな変動を及ぼし、循環器障害を引き起こしたり、血栓の形成を促進して脳卒中の原因になっている可能性があるという。米Idaho州のIdaho Saint Alphonsus地域医療センター神経学研究所のPennie S. Siebert氏らの研究で、6月24日のポスターセッション「Risk Factors」で報告された。

 Siebert氏らの研究グループは睡眠障害患者317人を対象として詳細な調査を実施した。111項目の質問票、睡眠ポリグラフを含む13分類320項目のデータベースを作成し、睡眠習慣、睡眠状況の観察結果、日中の症状、睡眠に関する不満、治療歴などを詳細に調査した。対象者のうち、15人が脳卒中の既往があった。

 その結果、脳卒中の既往がある睡眠障害患者では、高血圧(73%対45%)や慢性肺疾患(40%対16%)、循環器系のトラブル(55%対26%)が多い傾向があった。また、睡眠時無呼吸症候群と診断された患者の比率も36%対15%で脳卒中既往者の方が多く、しかも脳卒中既往者では重症者の比率が高かった(70%対33%)。このため、呼吸停止も脳卒中患者が21%対2%と非常に多く、酸素利用者の比率が50%対15%、持続陽圧呼吸(CPAP)利用は65%対40%とより高率だった。

 Seibert氏らは、既存の研究で、脳卒中患者の31〜70%が睡眠中の脳卒中発作を体験しているとしており、睡眠障害の関与が疑われる。しかし、同氏らは、睡眠障害のリスク要因の多くは脳卒中の直接のリスク要因でもあるため、脳卒中患者に対して睡眠障害を発見しにくいという。しかし、睡眠障害患者に対して、脳卒中特有の所見や症状を把握することで、適切な治療を含む予防が可能だと指摘していた。

http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/315900
06月25日付 日刊スポーツの報道「スタッフ全員ハゲ!フジが異色番組放送」へのコメント:

スタッフ全員ハゲ!フジが異色番組放送

 「ハゲのハゲによるハゲのための哀愁ドキュメンタリー」と銘打った異色番組が、フジテレビ「NONFIX」で放送されることが24日、分かった。男性の自然脱毛をテーマに、タイトルはずばり「ぼくらはみんなハゲている」(7月1日深夜2時35分)。男性スタッフはすべてハゲているか薄毛、女性スタッフもすべて円形脱毛症経験者とあえて“オール薄毛スタッフ”をそろえ、なかなか公に論じることができない現代のハゲ問題の核心に迫ったという。

 「あなた少し薄くなったわね」。異色ドキュメンタリーのきっかけは、フジテレビのある社員が妻から投げかけられた一言だった。その社員が、薄毛の藤田慎一ディレクター(30)に番組制作を提案。普段自分の現実から目をそむけていた藤田氏は反発したが、周囲に外堀を埋められ、男性の自然脱毛問題に向き合ったという。

 どうせやるならと、スタッフは全員薄毛かハゲの人を集めた。藤田氏は自称「MO型(ひたいがM字に後退、頭頂部が薄い)」。ある女性アシスタントディレクターは円形脱毛経験者で、ヘルメットを手放せない時期があった。

 これまでテレビ番組では正面から取り組みにくかった“タブー的”テーマ。スタッフはハゲは治るのか、ハゲをめぐる悲劇や苦悩、どう向き合えばいいのかなど、さまざまな角度からアプローチしたが、取材は難航した。円形脱毛経験者の女性ディレクター竹村香氏(41)は「道を歩いている人にハゲだからといって話を聞くのは失礼だし、悩んでいる人ほど話したがらない」とジレンマを振り返る。周囲にかつらであることをカミングアウト(告白)する瞬間を撮影しようとして、最終的にだめになったこともあるという。逆に「あなたたちスタッフがハゲだから話そう」という協力例もあった。

 結局、十数人の取材に成功した。毛髪専門医療機関の医師、人工毛植毛手術と自毛移植手術を受けた男性、モテなかったことで体得した口説きテクニックで生計を立てる男性、カツラ・カミングアウトクラブを結成した男性らを紹介しながら、フサフサの人には想像もつかない世界や問題点などを浮き彫りにする。

 竹村氏は「あらためて日本の社会はハゲに冷たいと思った」。藤田氏は「人口に対するハゲ率は年々増加しており、今や4人に1人は悩んでいるといわれます。なぜ神はハゲをつくりたもうたのか。全国の悩める人にささげ、ともに考える番組をつくりたかった」と訴えている。

[2004/6/25/07:54]

http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-040625-0014.html
06月25日付 日経BizTechの報道「JENS、スパム・メールをブロックするサービス」へのコメント:20:23

JENS、スパム・メールをブロックするサービス

 JENSは6月25日、スパム・メールを自動検出してブロックするサービス「JENS SpinNetスパムブロッカー」を発表した。8月2日から、インターネット接続サービス「JENS SpinNet」の会員向けに提供する。

 同サービスは英語だけではなく、日本語で書かれたスパム・メールもブロックできる。スパムと判断されたメールは、サービス専用のWebサイトでユーザーが閲覧できる。ここから削除や、メール・ボックスへの再送、転送ができる。受け取りを拒否したいメール・アドレスを「ブラックリスト」、受け取りを許可したいメール・アドレスを「ホワイトリスト」に登録して、あらかじめスパム検出の対象外にすることも可能である。

 サービス料金は月額210円(税込み)。SpinNetは追加料金なしでメール・アドレスを6つまで利用できるが,全てのアドレスでJENS SpinNetスパムブロッカーを利用しても料金は変わらない。

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/it/315919
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/NEWS/20040625/146384/

06月25日付 日経BizTechの報道「ヤフーが「Yahoo!メール」の保存容量を25Mバイトに、秋には最大2Gバイトを予定」へのコメント:09:16

ヤフーが「Yahoo!メール」の保存容量を25Mバイトに,秋には最大2Gバイトを予定

 ヤフーは6月24日,同社が提供する無償メール・サービス「Yahoo!メール」の保存容量を,8月までに,現在の6Mバイトから25Mバイトにすることを明らかにした。有償の「Yahoo!プレミアム」および「Yahoo! BB」会員のメール保存容量も,それぞれ50Mバイト(現在は12Mバイト)および100Mバイト(現在は25Mバイト)に拡張する。また,いずれのサービスにおいても,2004年秋には最大で2Gバイトまで拡張する予定である。

 それぞれのサービスのユーザーは,特に手続きをする必要はない。自動的にメールボックスの保存容量が大きくなる。

 また,メール1通あたりの添付ファイルのサイズ制限を拡大する予定や,スパム・メール対策機能や携帯電話からの送受信機能を拡充する予定もあるという。

 なお,米Yahoo!は米国時間6月15日,同社の無償メール・サービス「Yahoo! Mail」の保存容量を100Mバイトに,「SBC Yahoo! Dial」「同DSL」などの有料サービスの保存容量を2Gバイトにすることを明らかにしている。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/USNEWS/20040616/145888/

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/NEWS/20040624/146357/
http://docs.yahoo.co.jp/info/pr/release/2004/0624.html

06月25日付 日刊スポーツの報道「飛び降り女性が電線に引っ掛かり停電」へのコメント:15:57

飛び降り女性が電線に引っ掛かり停電

 25日午前7時40分ごろ、千葉県船橋市湊町2丁目の「船橋第一ホテル」横の電線に人が引っ掛かっている、と119番があった。

 同市消防局などによると、高さ12メートルの高圧線に、女性が背中を電線に掛けた状態でぶら下がっており、消防隊員らが東京電力の高所作業車で救出した。

 船橋署の調べでは、救出されたのは30代の女性で、同ホテル9階に泊まっていた。自殺を図りホテルから飛び降りたとみられる。女性は背中を強打し重傷。救出の間送電を止めたため、付近の住宅など約1400軒が約10分間停電した。

[2004/6/25/14:50]

http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-040625-0015.html

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