満腹時の献血は副作用のリスクが7倍 [日刊スポーツ]
2004年6月25日 時事ニュース
06月25日付 日刊スポーツの報道「満腹時の献血は副作用のリスクが7倍」へのコメント:12:59
満腹時の献血は副作用のリスクが7倍
満腹時の献血は食後5〜6時間と比べ、めまいや意識消失などの副作用「血管迷走神経反射(VVR)」を起こすリスクが約7倍も高いことが、大阪府赤十字血液センターの調査で25日分かった。献血者の大規模な調査で食事時間とVVRの関係を明らかにしたのは初めて。
調査は昨年6月から今年2月にかけ、同センターで献血した32万9005人に食事時間や睡眠時間などを尋ね、そのうちVVRを起こしたのは1055人だった。VVRを起こす献血者は全国で毎年数万人に上り、転倒してけがをするなどのケースが少なくない。同センターは年齢や献血回数などほかの要因も合わせてデータベース化し、事故防止のため危険度を判定するシステム開発を目指している。
大阪府赤十字血液センターの谷慶彦副所長は「満腹時は消化活動のため血液が腹部に集まり、脳の血流が減少してVVRを起こしやすくなると考えられる。食後すぐを避け、ある程度時間がたってから献血するのが望ましい」と話している。
[2004/6/25/11:31]
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-040625-0007.html
満腹時の献血は副作用のリスクが7倍
満腹時の献血は食後5〜6時間と比べ、めまいや意識消失などの副作用「血管迷走神経反射(VVR)」を起こすリスクが約7倍も高いことが、大阪府赤十字血液センターの調査で25日分かった。献血者の大規模な調査で食事時間とVVRの関係を明らかにしたのは初めて。
調査は昨年6月から今年2月にかけ、同センターで献血した32万9005人に食事時間や睡眠時間などを尋ね、そのうちVVRを起こしたのは1055人だった。VVRを起こす献血者は全国で毎年数万人に上り、転倒してけがをするなどのケースが少なくない。同センターは年齢や献血回数などほかの要因も合わせてデータベース化し、事故防止のため危険度を判定するシステム開発を目指している。
大阪府赤十字血液センターの谷慶彦副所長は「満腹時は消化活動のため血液が腹部に集まり、脳の血流が減少してVVRを起こしやすくなると考えられる。食後すぐを避け、ある程度時間がたってから献血するのが望ましい」と話している。
[2004/6/25/11:31]
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-040625-0007.html
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