06月26日付 朝日新聞の報道「「少女、周囲から仲間はずれ」 突き落とし事件で付添人」へのコメント:01:38

「少女、周囲から仲間はずれ」 突き落とし事件で付添人

 東京都新宿区のマンションから5歳の男の子が突き落とされた事件で、加害者とされる中学2年の少女(13)の付添人に選任された3人の弁護士が25日、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見した。少女は以前、東南アジアで生活し、01年11月から日本で暮らしているが、両国で周囲から外国人扱いされ、仲間はずれにされたという。このため「心が病んでいることも考えられる」とし、少女の精神鑑定の申請を検討していることを明らかにした。

 3弁護士はいずれも東京弁護士会所属。24、25両日で計3回、延べ3時間半にわたって少年鑑別所で面会した。少女は連日の事情聴取で疲れている様子だが、反省し、男児を気遣っていたという。

 少女の日本語は日常生活には支障がないが、微妙なニュアンスの使い分けができないという。周囲とのあつれきについて弁護士らは「つらかっただろう、よく耐えてきたな、と思える状況があったようだ」と話した。

 男児を突き落とした動機について、弁護士らは「微妙な問題なので少女の具体的な言葉は公表できない」としたが、「殺意をもっていたとは思えない」と述べた。また、少女の両親や学校関係者へのマスコミの過剰な取材が続いているとし、報道陣に自制を求めた。 (06/26 01:27)

http://www.asahi.com/national/update/0626/002.html

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