06月23日付 朝日新聞の報道「中2の少女を補導 東京・新宿で5歳男児突き落とし容疑」へのコメント:

中2の少女を補導 東京・新宿で5歳男児突き落とし容疑

 東京都新宿区の5階建てマンションから中国籍の孫継祖君(5)が転落してけがをした事件で、警視庁は、孫君をマンションの外階段踊り場から突き落としたとして同区立中学2年の少女(13)を補導し、23日朝、都児童相談センターに通告した。

 少女は警視庁の事情聴取に「母親にゲームセンターに行くことを内証にしていたので、ばれたらすごく怒られると思った。どうやって継祖ちゃんを口止めしようかと思い、事件を思いついた。今はすごく後悔して謝りたいです」と話しているという。

 捜査1課と少年事件課によると、少女は22日午後4時40分ごろ、同区高田馬場4丁目の都住宅供給公社「コーシャハイム高田馬場1号棟」で、外階段の4階と5階の間の踊り場の壁(約1.1メートル)の上に孫君を抱きかかえて腰掛けさせ、約11.6メートル下の植え込みに突き落とした疑い。

 両課は、踊り場から転落すれば孫君が死亡する可能性があることは少女にもわかっていたとみて、「未必の故意も含めて殺意があった」とみている。

 事件直後、少女は現場近くのクリーニング店の女性に「5歳の子どもがけがして泣いている。5階から落ちた」などと伝えていた。両課は少女が孫君の年齢や現場の状況を詳しく知っていたことから、22日深夜、新宿区内の自宅にいた少女と母親から事情を聴いていた。

 少女と孫君は、現場から約1キロ離れた同区大久保2丁目のゲームセンターに遊びに来る顔見知りだった。孫君はこの日昼ごろ、隣のパチンコ店を訪れた母親に連れられてゲームセンターに来た。

 少女は午後3時すぎ、孫君に「ゲームセンターに来たらだめだよ」と注意したが、「うるさい」と反抗された。さらに「お姉ちゃんのお母さんに会ったら、毎日ゲームセンターに来ていることを言いつけるよ」と言われ、午後4時前、孫君を連れてゲームセンターから現場のマンションに向かったという。

 少女は警視庁の事情聴取に対しては素直に応じたという。ただ、現場に連れて行った経緯については「孫君がついてきた」と話すなど、あいまいな部分もあったという。

(06/23 11:03)

http://www.asahi.com/national/update/0623/004.html

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