05月18日付 朝日新聞の報道「性転換選手の五輪参加資格 IOC理事会が新規定」へのコメント:12:31

性転換選手の五輪参加資格 IOC理事会が新規定

 性別適合(性転換)手術を受けたスポーツ選手が五輪に参加できることになった。国際オリンピック委員会(IOC)理事会は17日、手術後2年を経過するなどの条件付きで認めることを決めた。性同一性障害に悩む選手の新たな性での参加に、門戸が開かれることになった。

 生殖器をかえる手術を受けた後、法的に新しい性が認められ、2年間のホルモン治療を受ければ、参加資格を得られる。男女どちらの性にかわった場合も認められる。

 一般的に筋肉量や心肺機能で勝る男性から女性にかわった場合の優位性を懸念する声もあったが、IOCのシャマシュ医事部長は「手術後、適切な治療を受け、一定期間が経過すれば、筋肉量などは減る」と説明した。

 IOCによると、性転換する選手の増加が予想されるのに備え、規定の整備を進めたという。

 五輪競技ではないが、今年3月に男性から女性に性をかえた豪州のゴルフ選手がプロ大会に出場した事例などがある。

 8月のアテネ五輪からこの規定が適用されるが、IOCは「実際に、アテネをめざしている性転換選手がいるかは把握していない」という。

(05/18 12:09)

http://www.asahi.com/international/update/0518/009.html

コメント