手錠の大学生逃走 交通機動隊パトから、4時間後に逮捕
2004年6月20日 時事ニュース 19日未明、札幌市清田区の路上で、公務執行妨害の現行犯で逮捕された北広島市内の大学生(19)が、両手に手錠をしたままパトカーから逃げだし、約4時間後、北広島市内で警察官に身柄を確保される事件があった。
札幌豊平署によると、同日午前0時40分ごろ、清田区平岡4の1で、パトロール中の道警交通機動隊員が不審な乗用車を発見。運転していた大学生をパトカーの後部座席に呼び、飲酒の呼気検査をしていたところ、大学生がドアを開け、隊員をけって逃げようとしたため、公務執行妨害の現行犯で逮捕した。
大学生は手錠をかけられ、再びパトカーの後部座席に右側ドアから入れられた。ところが、隊員二人のうち一人が運転席に入り、もう一人が左側ドアから後部座席に入ろうとパトカーの周囲を移動したすきに、大学生は開いたままだった左側ドアから逃走。隊員は約100メートル追跡したが見失った。
大学生は約4時間後の同4時55分ごろ、約7キロ離れた北広島市西の里東四のコンビニエンスストア前で、手錠をつけたまま家族と乗用車に乗っているところを札幌豊平署員に発見され、あらためて公務執行妨害の現行犯で逮捕された。
大学生は酒気帯び運転と公務執行妨害を認めているといい、道警は逃走の動機や経路について事情を聴くとともに、交通機動隊員の対応に問題がなかったかを調べる。
パトカーから容疑者が逃走した事件では昨年6月、千歳市で建造物侵入の現行犯で逮捕された男が、手錠をつけたまま連行中のパトカーの窓から飛び降りて逃走。鉄工所の切断機械で手錠と鎖を外して逃走を続けて、三日後に函館市内で身柄を確保された事件があった。
札幌豊平署によると、同日午前0時40分ごろ、清田区平岡4の1で、パトロール中の道警交通機動隊員が不審な乗用車を発見。運転していた大学生をパトカーの後部座席に呼び、飲酒の呼気検査をしていたところ、大学生がドアを開け、隊員をけって逃げようとしたため、公務執行妨害の現行犯で逮捕した。
大学生は手錠をかけられ、再びパトカーの後部座席に右側ドアから入れられた。ところが、隊員二人のうち一人が運転席に入り、もう一人が左側ドアから後部座席に入ろうとパトカーの周囲を移動したすきに、大学生は開いたままだった左側ドアから逃走。隊員は約100メートル追跡したが見失った。
大学生は約4時間後の同4時55分ごろ、約7キロ離れた北広島市西の里東四のコンビニエンスストア前で、手錠をつけたまま家族と乗用車に乗っているところを札幌豊平署員に発見され、あらためて公務執行妨害の現行犯で逮捕された。
大学生は酒気帯び運転と公務執行妨害を認めているといい、道警は逃走の動機や経路について事情を聴くとともに、交通機動隊員の対応に問題がなかったかを調べる。
パトカーから容疑者が逃走した事件では昨年6月、千歳市で建造物侵入の現行犯で逮捕された男が、手錠をつけたまま連行中のパトカーの窓から飛び降りて逃走。鉄工所の切断機械で手錠と鎖を外して逃走を続けて、三日後に函館市内で身柄を確保された事件があった。
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