06月09日付 朝日新聞の報道「無年金障害者への救済法案、与党が提出へ」へのコメント:01:07

無年金障害者への救済法案、与党が提出へ

 国民年金が任意加入だった時代に未加入だったため、障害基礎年金を受け取れない無年金障害者の問題で、与党年金制度改革協議会は8日、元学生と専業主婦を対象に、月4万〜5万円を「特別障害給付金」として支給する法案を、議員立法として今国会に提出することを決めた。ただ、今国会での成立は難しく、継続審議となる方向だ。

 提出するのは「特定障害者に対する特別障害給付金の支給に関する法律案」で、来年4月施行を予定している。給付水準は障害の程度に応じて1級が月額5万円、2級が月額4万円。税財源で賄い、来年度予算で約130億円を確保する方針。

 元学生は91年度、主婦は86年度に国民年金が強制加入になっており、それ以前に障害を受けた人が対象。受給者は、申請すれば国民年金の保険料支払いが免除される。所得が年462万1000円(給与収入換算で645万2000円)以上の人は全額、所得が360万4000円(同518万4000円)以上の人は半額が支給停止となる所得制限を設ける。

 厚生労働省の推計では、特別給付の対象となる無年金の元学生は約4000人、専業主婦は約2万人とみられる。 (06/09 00:37)

http://www.asahi.com/politics/update/0609/001.html

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