ANA機長が飛行中に居眠り 自動操縦で難免れる [朝日新聞]
2004年4月30日 時事ニュース
04月30日付 朝日新聞の報道「ANA機長が飛行中に居眠り 自動操縦で難免れる」へのコメント:11:18
ANA機長が飛行中に居眠り 自動操縦で難免れる
3月23日、羽田発山口宇部行きの全日空機(B767型)の機長(50)が飛行中に2度、居眠りしていたことが分かった。業務検査で同機に乗り込んでいた国土交通省の職員が見つけた。国交省によると、自動操縦中だったため、運航に支障はなかったが、同省は事態を重視して全日空に原因調査を指示。同社は機長から事情を聴くとともに健康面の調査を進めている。
同社によると、同機には乗員、乗客計184人が乗っていた。離陸から約20分後、機長がうとうとしているのに、国交省の航空従事者試験官が気づき、副操縦士に知らせた。機長はすぐに目を覚ましたが、数分後に再び居眠りし、副操縦士の呼びかけで目を覚ました。あわせて数分間眠ったと見られる。
同機は当時、自動操縦に切り替えて水平飛行中で、山口宇部空港には定刻通りに着陸した。機長と副操縦士は羽田への折り返し便に乗務予定だったが、全日空は別の操縦士に交代させたため、この便は約1時間遅れで出発した。
機長は同社の事情聴取に対し、「正面から日が当たり、ついうとうとした」と説明したという。半年ごとに行う航空身体検査でも異常はなく、前日も7時間眠り、体調不良の自覚もなかったという。現在、睡眠時無呼吸症候群などの検査のため、入院している。
同社広報室は「ご迷惑をおかけし、心からおわびします。検査の結果をもとに、再発防止を徹底したい」としている。
(04/30 10:54)
http://www.asahi.com/national/update/0430/005.html
ANA機長が飛行中に居眠り 自動操縦で難免れる
3月23日、羽田発山口宇部行きの全日空機(B767型)の機長(50)が飛行中に2度、居眠りしていたことが分かった。業務検査で同機に乗り込んでいた国土交通省の職員が見つけた。国交省によると、自動操縦中だったため、運航に支障はなかったが、同省は事態を重視して全日空に原因調査を指示。同社は機長から事情を聴くとともに健康面の調査を進めている。
同社によると、同機には乗員、乗客計184人が乗っていた。離陸から約20分後、機長がうとうとしているのに、国交省の航空従事者試験官が気づき、副操縦士に知らせた。機長はすぐに目を覚ましたが、数分後に再び居眠りし、副操縦士の呼びかけで目を覚ました。あわせて数分間眠ったと見られる。
同機は当時、自動操縦に切り替えて水平飛行中で、山口宇部空港には定刻通りに着陸した。機長と副操縦士は羽田への折り返し便に乗務予定だったが、全日空は別の操縦士に交代させたため、この便は約1時間遅れで出発した。
機長は同社の事情聴取に対し、「正面から日が当たり、ついうとうとした」と説明したという。半年ごとに行う航空身体検査でも異常はなく、前日も7時間眠り、体調不良の自覚もなかったという。現在、睡眠時無呼吸症候群などの検査のため、入院している。
同社広報室は「ご迷惑をおかけし、心からおわびします。検査の結果をもとに、再発防止を徹底したい」としている。
(04/30 10:54)
http://www.asahi.com/national/update/0430/005.html
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